2025年12月05
不動産投資の基礎
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人口が集中し続ける東京23区では、単身世帯向けの賃貸需要が高いため、ワンルームマンションへの不動産投資は根強い人気があります。
しかし、利回り・物件価格・空室リスクなどを総合的に判断しなければ、思わぬ失敗を招くこともあります。
本記事では、東京23区でのワンルーム投資の実態と成功のポイント、注意すべきリスクについて詳しく解説します。
目次(Index)
東京23区は日本の政治・経済・文化の中心地であり、年間を通じて安定した賃貸需要が見込めるエリアです。
特に、都心に勤務するビジネスパーソンや、大学や専門学校に通う学生など、単身者の流動人口が非常に多く、駅から徒歩5〜10分以内の立地にあるワンルームマンションは継続的な需要が期待できます。
なかでも、山手線内や中央線、東西線などの主要路線沿線は人気が高く、募集から成約までのスピードも速いため、空室期間を最小限に抑えやすいのが大きな魅力です。
ワンルームマンションはファミリータイプの物件に比べて一戸あたりの価格が安いため、少額からでも投資を始められるという利点があります。
自己資金が限られている投資初心者でも無理なく参入でき、ローンの借入金額も比較的少額で済むケースが多いです。
また、資金に余裕がある場合は複数戸への分散投資を行うことで、空室リスクや地域リスクを軽減し、ポートフォリオの安定化を図ることも可能です。異なる沿線やエリアに複数戸を保有することで、地域別の需要変動にも柔軟に対応できます。

不動産投資において、表面利回りだけを見て物件を選ぶのは非常に危険です。
表面利回りは「年間家賃収入 ÷ 物件価格」で単純に計算される指標であり、実際の手取り収入を反映しているわけではありません。
実際には、管理費・修繕積立金・固定資産税・都市計画税・賃貸管理手数料・空室期間の損失など、さまざまなコストが発生します。
これらの支出を差し引いた「実質利回り」を正確に把握することが、投資の成功には欠かせません。
購入前には、物件ごとの運用実績や収支シミュレーションをしっかりと行い、手残り収益がプラスになるかどうかを検証する必要があります。
築年数が進んだ中古ワンルームマンションは、購入価格が下がっているため表面利回りが高く見えることがあります。しかし、築古物件は設備の老朽化や間取りの陳腐化によって、入居者のニーズとズレが生じやすく、結果として空室率が上がるリスクがあります。
とくに、近隣に新築または築浅物件が供給されているエリアでは、価格だけで競争するのは難しくなります。築浅で内装や設備が整っており、定期的なメンテナンスやリフォームが施されている物件であれば、競争力を維持しやすく、入居者の確保も容易になります。
東京23区のワンルームマンションには、管理の質が大きく異なる物件が多数存在します。たとえば、共用部の清掃状況が悪かったり、エレベーターやエントランスの設備に不具合が放置されているような物件では、入居者の満足度が低下し、退去リスクが高まる恐れがあります。
また、修繕積立金が不足していると、将来的な大規模修繕が実施できず、建物の資産価値が徐々に下落していく可能性があります。購入前には、管理規約や長期修繕計画書、過去の議事録や管理会社の実績などを確認し、信頼できる管理体制が整っているかをチェックすることが重要です。
賃貸需要の高いエリアには共通して、「交通アクセスの良さ」と「生活インフラの充実」があります。コンビニ・スーパー・飲食店・病院・銀行・郵便局などが徒歩圏内に揃っている地域は、単身者にとって非常に魅力的です。
また、再開発が進んでいるエリアや、企業の新設・大学キャンパスの移転など、将来的な発展が見込まれる地域も投資対象として有望です。中長期的な視点で「今後の価値が上がるかどうか」を見極めることが、収益性の高い投資に繋がります。
ワンルームマンションの賃貸経営では、ターゲット層を明確にした家賃設定が非常に重要です。相場より高すぎれば空室が長引き、安すぎれば収益性が下がるため、周辺エリアの相場を綿密にリサーチした上で、適正な賃料を設定する必要があります。
また、ターゲットが学生ならばインターネット無料や家具付き、社会人ならばセキュリティ設備や宅配ボックスといったニーズに応える仕様が求められます。物件の設備や周辺環境と、入居者層のライフスタイルとのマッチングを意識した運用が成功のカギを握ります。
ワンルーム投資は、短期的な売却益を狙うよりも、長期的に家賃収入を得ながら資産形成を進めていくスタイルが基本です。そのためには、購入時の初期費用だけでなく、ローン返済、固定資産税、空室時の赤字リスク、修繕費用などを織り込んだ詳細なキャッシュフロープランを立てることが欠かせません。
また、長期保有することで、ローンの元本が減少していく分、将来的な売却益や資産価値の上昇も期待できます。出口戦略も含めたシミュレーションを行いながら、10年〜20年単位で安定した運用を目指しましょう。

東京23区の中でも山手線内側は、もっとも資産性の高いエリアとして知られています。新宿、渋谷、品川、池袋など、ビジネスと商業が集中するターミナル駅周辺には、通勤利便性を求める単身会社員や学生のニーズが非常に高く、空室リスクが低いのが特長です。
物件価格は高額ですが、将来的な地価上昇や売却時の流動性も高いため、キャピタルゲインを狙う投資家にとって魅力的な選択肢となります。ただし利回りは低めになりがちで、インカムゲインよりも長期の資産形成を見据えた投資スタイルに向いています。加えて、物件の立地・ブランド・築年数によって需要が大きく変わるため、選定には慎重な判断が必要です。
中野、池袋、錦糸町、北千住、大井町など、山手線外周に位置しながらも交通利便性が高く、再開発が進む副都心エリアは、中長期投資に適したエリアといえます。賃料水準も比較的安定しており、物件価格と家賃のバランスが取れているため、一定の利回りを確保しつつ、資産性の維持も期待できます。
また、大学や医療施設、企業のオフィスが集まる場所も多く、ターゲット層が明確で運用戦略が立てやすいのもメリットです。再開発により駅前や街並みが整備されると、物件の資産価値が上昇する可能性もあり、将来の出口戦略も柔軟に構築しやすくなります。
23区の外縁部に位置する葛飾区、足立区、江戸川区、大田区の一部などは、比較的物件価格が安価で利回り重視の投資に適したエリアです。家賃単価は抑えめですが、購入価格とのバランスによっては手残りが大きく、安定したキャッシュフローを生み出せる可能性があります。
ただし、エリアによっては入居者層が限定されるため、ターゲットに応じた家賃設定や物件選定が不可欠です。また、将来的な人口減少や賃料下落のリスクを想定し、空室対策や設備面での差別化も意識する必要があります。中長期保有での安定運用を目指す場合、管理体制や修繕計画も事前にしっかりと確認しましょう。
「不動産投資 東京23区 ワンルーム」というキーワードが示すように、東京23区内のワンルームマンションは人気・実需ともに高い水準にありますが、その分物件ごとの質や立地条件の差も大きく、正しい見極めが求められます。
表面的な利回りだけにとらわれず、長期的な賃貸需要、管理体制、周辺環境といった多角的な視点で物件を判断することが、成功への最短ルートです。
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