入居中のお困りごと・トラブル

入居中はマナーとルールを守ろう

居住地や各地域のルールに従ってゴミを出す

ゴミの処分方法を巡って隣人トラブルが起きることがあります。可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみなどゴミの出し方については各地域のルールを順守して余計なトラブルを未然に防止しましょう。

代表的なルール
  • 指定の収集日時に合わせてゴミを出す。
  • 指定のゴミの分別方法を守る。特に指定のゴミ袋は必ず使用する。
  • 収集されなかったゴミは持ち帰って次回収集日に再度出す。
  • 粗大ゴミは各市区町村へ事前連絡の上、指定の方法で処分する。
    ※お住まいの市区町村によってゴミの収集日は異なります。
  • 個人情報が含まれるゴミはシュレッダー等で断裁するなど注意して処分する。

廊下・階段・ベランダなどの共用部分ついて

玄関前・廊下・踊り場・階段・ベランダなどの共用部分や駐輪場にタイヤや電化製品などの私物を置くことは禁止されています。ゴミや私物が災害避難時の通行の妨げになり非常に危険です。

またベランダが非常時の通路になっている場合は、荷物などを置かないようにしてください。特にベランダは植木鉢などが手すりよりも高い位置にある場合、強風で落下する可能性があるため十分に注意してください。乳児がいる方は木箱やイスなど幼児にとって踏み台になる物を置かないようにしてください。

自転車・原動機付自転車の駐輪について

駐輪場もしくは指定の場所に駐輪してください。 盗難被害にあわないために、施錠を心がけましょう。原則として、大型・普通・小型自動二輪車は車の扱いとなるため、駐輪場に置くことができません。あらかじめ管理会社にご相談の上、置き場所やルールをご確認ください。

車の駐車について

駐車場には、契約書に記載された車のみ駐車可能です。買い替え等で車が変更となる場合には管理会社までご連絡ください。近隣の方への迷惑となりますので、エンジン音、クラクション、ドアの開閉音には十分ご注意ください。駐車場で発生したトラブルについては、各契約者様の責任となり、管理会社は一切責任を負いかねます。盗難・損傷等の事故には十分ご注意ください。

車庫証明が必要な方へ

車庫証明(「自動車保管場所使用承諾証明書」)の発行を希望される方は、管理会社までご連絡ください。
※車庫証明の発行には発行手数料がかかります。
※物件により発行にお時間がかかる場合があります。
※駐車スペースに収まらない車は車庫証明が許可されません。買い替えの際には、駐車スペースの実寸をご確認いただきますようお願いいたします。

生活騒音を減らす心がけ

共同住宅では、ある程度の物音が聞こえる状態は避けられませんが、周囲の迷惑になるような音を立てることは、心がけや工夫次第で防ぐことができます。特に夜間は騒音が原因でトラブルが起こる場合があります。

騒音トラブル回避の工夫
  • 生活騒音を減らす意識をする。
  • 玄関ドア・建具等は静かにゆっくりと閉める。
  • テレビやステレオは壁から少し離して設置しボリュームにも気を配る。
  • 廊下や階段などの共用部では静かにする。
  • 深夜の掃除・洗濯・入浴等は控える。
  • 楽器の演奏はしない。

基本的にペットと住むことはできません

一般的なアパートやマンションなどの共同住宅では、設備や機能が備わっておらず、鳴き声や衛生上の理由から、一時的な預かりや、室内に入れるなどの行為もできません。

ペットと一緒に暮らしたいお客様は、ペット対応型の物件をお選びください。ペット対応型物件での暮らしにつきましては、契約条件をしっかりお読みになって、他の入居者様のご迷惑とならないようにご配慮ください。※『ペット対応型』のお住まいを除く。

設備のお手入れについて

1.トイレ

汚れは残さないようにしましょう

トイレは使うたびにこまめにお掃除をしましょう。便器の水を流したあと、トイレブラシでサッとこすったり、便器まわりの床をペーパークリーナーなどでひと拭きするだけ。手を洗う前に、便器や床をササッとお掃除すると、いつもきれいな状態が保てます。

異物を流さない

トイレに水洗用トイレットペーパー以外の物を流すと故障の原因となりますので、流さないでください。

水が止まらないとき

応急処置として、トイレタンクの横にある止水栓を、ドライバーやコインで閉めて水を止めた後、至急管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。万が一、止水栓を閉めても水が止まらない場合は、水道メーターボックス内の元栓を閉めてください。

詰まったとき

トイレが詰まったときは以下の対処をしてください。

  1. 水が飛び散らないように、便器を透明のビニールシートで覆う。
  2. 便器の排水口にラバーカップを密着させる。
  3. ゆっくりと押しつけて勢いよく引くという動作を何回か繰り返す。

2.キッチン

油汚れはその日のうちに拭きましょう

お料理をする時には必ず換気扇を回して、飛び散った油はその日のうちに、水拭きやお湯拭きをしておけば、キッチンの油汚れで悩まずにすみます。

換気扇はこまめに掃除

換気扇に油やゴミが付着すると、正常に回らなくなる事があります。コンセントを抜き、換気扇の羽・フード・フィルターを外して、中性洗剤を溶かしたお湯の中に30分程度つけてから洗うと汚れがきれいにとれます。

排水口に油を流さない

少量の油であっても、排水管の詰まりの原因となります。油のついたお皿や調理器具は、洗う前に古新聞等で汚れをふき取っておきましょう。また、排水口に溜まったゴミは悪臭の原因となりますので、ゴミを溜めないようにこまめに取り除きましょう。

3.洗面・浴室

毛髪や汚れはこまめにとりましょう

毎日頻繁に使う洗面は、毛髪が落ちていたり、歯磨き粉や整髪剤などが飛び散ったりしています。毎日清潔な洗面で気持ちよく過ごすために、使ったら必ずタオルやティッシュペーパーで汚れや水しぶきを拭き取るようにしましょう。

入浴後はしっかり換気

浴室は高温多湿なためとてもカビが発生しやすい環境です。入浴後は必ず換気をして浴室全体を乾燥させましょう。また、入浴後に、壁や床に冷水をかけておくと、浴室内の温度が早く下がり除湿効果があります。

浴室を清掃する際に、カビ取り剤や漂白剤等の塩素系洗剤と、酸性洗剤を一緒に使うと、有毒ガスが発生して大変危険です。洗剤を使う際には必ず注意書きをよく読み、正しく使用してください。

4.排水口・水道管

排水口はこまめに掃除

排水の流れが悪くなる主な原因は、キッチンは油や生ゴミ、洗面・浴室は毛髪などです。詰まりを予防するいちばんの対処は、こまめなお掃除ですので、1カ月に1度は排水口の清掃をして、排水口が詰まらないようにしてください。

排水の流れが悪いとき

排水の流れが悪いときは、市販の排水用パイプクリーナーを使って詰まりを除去しましょう。それでも流れが悪かったり詰まりが取れなかったりする場合は、管轄エリアの緊急連絡先 までご連絡ください。

水道管から水漏れしているとき

水道管から水漏れしているときや、止水栓を止めても水が止まらないときは、水道メーターボックス内の元栓を閉めてください。その後至急管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

アドバイス

市販の重曹には脱臭作用があり、排水口の脱臭にも効果的。週に1度、カップ1杯の重曹を排水口に入れ、熱いお湯を注ぐだけで臭いが取れ、詰まりの予防にもなります。また油分も吸着しやすく、キッチンの排水口に使用すると、パイプ内がすっきりキレイになります。

5.洗濯機置場

洗濯機を使わないときは蛇口を閉めましょう

全自動洗濯機の停止時には、ホースに高い水圧がかかっています。洗濯終了時には必ず蛇口を閉めましょう。不在時にホースが脱落した場合、階下への漏水事故が発生する恐れがあります。

蛇口と給水口の接続は確実に

蛇口と給水ホースの接続がしっかりされていないと水漏れの原因となりますので、接続は確実に行ってください。蛇口が洗濯機用給水ニップル(給水栓継手)対応の場合は、専用ジョイントをご購入の上接続してください。

排水時に水が溢れるとき

排水口と排水ホースの接続がしっかりされているか確認してください。接続に問題がない場合は、排水トラップを外してトラップ内のゴミを除去してください。清掃後も改善されない場合は、管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

6.エアコン

ご自分で設置したい場合

エアコンの取り付け位置や室外機の設置場所を指定させていただく場合がありますので、必ず事前に管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

シーズン前に準備をしておきましょう

エアコンのシーズン前には、まずフィルターを清掃し、正常に作動するか試運転をしておきましょう。また、部屋全体に空気を循環させるために、送風口の近くに高い家具等を置かないようにしましょう。

暖房時は余熱運転をしますので始動まで時間がかかります。一定時間後に温風がでてくれば故障ではありません。

室外機の排水ホースは排水溝へ

バルコニーにエアコンの室外機がある場合には、排水ホースを排水溝へ沿わせる等して、バルコニーに水が流れないようにしましょう。

エアコンから室内に水漏れしたとき

エアコンから室内に水が漏れるのは、排水ホースの異常が原因です。放っておくと、エアコンの故障だけでなく、床にこぼれた水がシミになり、床が変色・腐食することがあります。

その場合は、入居者様に補修費用をご負担していただく場合がありますので、水漏れを発見しましたら至急管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

7.電気

停電したとき

安全ブレーカー、漏電ブレーカーのどちらが落ちたかによって、原因と対処方法が異なりますので、分電盤を確認した上で対処してください。

安全ブレーカーが落ちた場合

契約容量以上の電気を使用したことが原因だと考えられます。以下の対処をしてください。

  1. 使っていた電化製品のプラグをコンセントから抜く。
  2. サービスブレーカーのスイッチを入れ直す。

漏電ブレーカーが落ちた場合

漏電が起こったことが原因だと考えられます。以下の対処をしてください。

  1. 全ての安全ブレーカーを切る。
  2. 漏電ブレーカーを入れる。
  3. 切った安全ブレーカーを1つずつ入れ直していく。

この時、再び漏電ブレーカーが落ちたら、その安全ブレーカーの回路は漏電しています。至急管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

8.ガス

ガスが出なくなったとき

長時間のガスの使用や、地震などが起きると、ガスメーターに内臓された安全機能「マイコンメーター」が働き、自動的にガスの供給を停止することがあります。

マイコンメーターの操作方法

まずはガスメーターをチェックし、 赤ランプが点灯している場合は以下の対処をしてください。

  1. 全てのガス器具の使用を止め、元栓を閉める。
  2. 復帰ボタンのキャップをはずす。
  3. 復帰ボタンを奥まで強く押し、すぐに手を離す。
  4. 赤ランプが再び点滅するので、約3分間待つ。
  5. 赤ランプの点滅が消えたらガスが使えるようになる。

対処をしてもガスが復帰しない場合、頻繁に止まる場合、ガスが出ないのに赤ランプが点灯していない場合はガス会社へご連絡ください。

9.結露

結露は調理や入浴、室内での洗濯物の乾燥などで室内に水蒸気が発生することが原因です。結露を放っておくとカビが発生してしまい、建物や家財を傷めるだけでなく、入居者様の健康を害する可能性があります。

結露を抑えるポイント

  • 調理時は食器を洗うとき、室内で洗濯物を干すとき、入浴後は換気扇を回す
  • 天気が良い日には1日数回窓を開け、室内の空気を入れ替える
  • 雨天や多湿時は、エアコンの除湿運転や除湿機を利用して調整する
  • 家具・ベッド・冷蔵庫などを壁から離して設置し風通しをよくする
  • 押入れの中に除湿剤を置いたり、スノコを敷いて風通しをよくする

結露が発生したら

窓ガラスやサッシに水滴をみつけたら、こまめに拭き取りましょう。壁に結露したときは、乾いた布でたたくように水分をとりましょう。結露放置が原因による窓枠や壁の破損・汚損の補修費用は、入居者様のご負担となりますのでお気をつけください。

10.冬期凍結防止

低温注意報などが発令されると、給排水設備が凍結する恐れがあります。特に冷え込みが予想される場合には、凍結により設備や配管が破損しないよう以下の凍結防止対策をしましょう。凍結防止対策をしなかったことが原因による設備の破損についての補修費用は、入居者様のご負担となりますのでお気をつけください。

水道の凍結防止

低温注意報が出る日には、就寝前にお風呂の水栓から2ミリ程水を流して凍結を防いでください。浴槽にたまった水は翌日洗濯等に利用できます。

ガス給湯器

ガス給湯器には、凍結防止機能がついていますので、長期の外出時には電源及びブレーカーを切らないようにお願いします。冬期に退去される場合で、電源及びブレーカーを切る際には、電気の解約より先にガスの閉栓手続きを行い、ガス会社へ給湯器内の水抜きを行うようお伝えください。

11.その他

バルコニーの防水について

バルコニーは完全防水ではありません。上階のバルコニーからの水漏れにより、干している洗濯物が濡れることがありますので、お気を付けください。

室内天井からの水漏れについて

天井から水が漏れてきた場合には、上階からの漏水、屋根からの雨漏れ等の原因が考えられます。発見された場合は、至急管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

火災警報器について

火災警報器は、くん煙式の殺虫剤を使用することなどにより、誤作動する場合があります。万が一誤作動した場合は、至急管轄エリアの緊急連絡先までご連絡ください。

テレビの受信について

テレビのチャンネルは地域によって設定が異なる場合があります。場合によっては手動で設定しなければならない事がありますので、お手持ちのテレビの説明書をご確認ください。

喫煙について

喫煙の際は、室内にヤニ汚れがつかないよう、窓を開ける、換気扇を回す等の対処を心がけましょう。また、灰を落としますと床を汚損させたり、火事の原因となったりしますのでお気をつけください。

専用庭について

除草・清掃・害虫駆除などが必要となりますが、これらの管理は入居者様にお願いしております。

建物維持管理へのご協力のお願い

管理会社は入居者様に安全で快適に暮らしていただくために、建物の維持管理を行っています。そのため、室内の火災警報器の機能点検等により、入居者様のお部屋へ入らせていただく場合があります。その際には、管理会社よりご連絡がありますのでご理解とご協力をお願いします。

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